シーン4「枕を並べて」

GM:宿屋『胡蝶の夢』に戻ってきた君たちは、一呼吸ついたあと一つの部屋にあつまった
GM:ベルニア達が迎えに来るまではもうすこしかかるだろう、時刻は夕焼けが差し込む程度だ
ソルディア:「さて、夕食には少し時間があるわけだけど…」
Prince++:「どうしたものかな… 正直見たくない物が見えてきたという所ではあったのだが」
ハルカゼ:「そうですね…あの場では黙っていましたが……」
フェイ:「お?なになに?」
李壱:「さっきの話?」(布団から体起こす
ハルカゼ:「少し、整理をしましょうか」
ソルディア:「整理して順を追っていけば何か見えるかもしれないしね」
ハルカゼ:「本が盗まれた事件、あれは結局中央の本は盗まれていなくて、他の本棚にばらされていただけというのは確実だと思います」
ソルディア:「まぁ、見た感じあんな日焼けするような場所なんて中央の棚ぐらいだもんね」
ハルカゼ:「そして館を調べた結果、鍵の掛かった館に外から入る方法は存在しません」
ハルカゼ:「屋根、床、壁、窓、全てにおいて可能性が潰れましたから」
Prince++:「昨日の昼間から潜伏していて、開館と同時に抜け出した…という線も薄いだろうな」
ハルカゼ:「この事実が導き出す答えは……」
Prince++:「内部犯行か… いや、犯行とよんでいい物かどうかすら危ういけれど」
ソルディア:「ま、そうなるだろうねぇ」
ハルカゼ:「そうですね。犯行、というよりは狂言ですね」
フェイ:「な、なんだってー」
李壱:「ふうん?じゃあ誰が首謀かってのは?」
ハルカゼ:「話を聞いていて色々引っかかったんですが、プリンスさんの言っていた「藪蛇を狙っている」がしっくりきたんです」
ハルカゼ:「雑な作業に場当たり的な行動、そして近日中に行われる査察、最近起こったというベルさんと貴族の諍い」
ハルカゼ:「そしてあの『税収の本』を読んでいたという発言」
Prince++:「しかも"何が保管されているか覚えていない"という発言の後に、だね」
ハルカゼ:「状況証拠が、リコさんが中央の本を移動させて騒ぎを起こした。という推論にたどり着きます」
ソルディア:「蔵書の本来の配置はリストを紛失した、って言ってたけど…それもわざとらしく見えてきちゃうね」
ハルカゼ:「こういった騒ぎが起こった場所なら査察もちょっと見て終わり、なんてことは出来ないでしょうから…」
ハルカゼ:「まず確実にあの本が査察の目に触れることになるでしょう」
ハルカゼ:「そうなると、あの貴族の人が罰を受ける、ないし失脚するのではないでしょうか」
ハルカゼ:「……まぁ、証拠なんて何処にもないんですけどね」
フェイ:「…なるほどねぇ…」
ソルディア:「こう言っても難だけどあくまでも状況証拠でしかないからねぇ」
李壱:「まあリコちゃんあの貴族嫌いそうだったしね」クッションいじりながら
ハルカゼ:「あ、フェイさんが見つけた地下の空間っていうのは多分アイザックさんが言ってたダンジョンのことでしょうね。」
ハルカゼ:「入り口は多分別の場所にあるのでしょう」
Prince++:「後でそちらは調べてみるとするか、あの場で床が抜けなくて良かったよ」
フェイ:「ああ、そっか、犯人の逃走経路のことばっか考えててそもそもこの町にきた理由を忘れてたよ」
ハルカゼ:「んー……」
李壱:「で、どうするの 言うの?」
Prince++:「…個人的には、気が進まないな… 筋は通っているし…少し、気持ちは判る」
ハルカゼ:「言いませんよ…そこまで私達がでしゃばる問題じゃありませんし」
李壱:「そう、ならいいけど なんかね納得してないって顔してるね」
ハルカゼ:「納得はしてません。理解はしましたけど」
ソルディア:「私は正直な所後は野となれ山となれって感じかねー、首突っ込んどいて難だけど後はあっちの問題」
ソルディア:(ま、納得できてるかというとそれも微妙なんだけどね)
フェイ:「まぁ個人的にはクソ上司もとい貴族をこらしめたい気持ちはわかるしね…」
ハルカゼ:「…最後リコさんにあの本を直接渡して、あまり危ないことしちゃだめですよって釘を差したつもりではあるんですが」
ハルカゼ:「伝わってないんだろうなぁ」
李壱:「まあぼくはあまり興味がないからなあ スッキリさせたいならさせればいいしあの子を守りたいなら黙ってればいいし」
李壱:「黙ってることが いいことなんてのは絶対じゃないけど」クッションで遊ぶ
ハルカゼ:「今の状態の私すっごくめんどくさいと思うんで、ちょっと頭冷やします。ほっといでください!!」(ベッドにぼすーん
李壱:「あーすねたすねた」ハルカゼちゃんの方にクッション放り投げる
ハルカゼ:「なんですかーー!!」(まくらなげ
Prince++:「窓を割らないように気を付けてくれよ!」
李壱:「おっやるかーー」関係ないほうにまくらなげる
GM:枕判定 1D4
1:プリンスに命中
2:フェイに命中
3:ソルディアに命中
4:まさか反射してトリプルヒット

李壱:1d4
LogHorizon : (1D4) → 2

李壱:フェイちゃんにヒット
フェイ:「おわっ…!?ほほう…そんなに遊びたいなら相手してあげようじゃないかー♪」(まくらを回転させながら
ハルカゼ:「…みそぎのしょうへき~(ぼそっ)」
李壱:「あっずる!!」
フェイ:りいちくんに全力投球
ソルディア:「ぷっ、あっはっはっは!色々めんどくさい時はしょーもないことでも騒ぎ倒すのが一番さ!」
Prince++:「皆その体の筋力を考えろよ!!??」
GM:運動判定対決どうぞ、受動側勝利でキャッチ
フェイ:2d+5 枕しゅーと!!
LogHorizon : (2D6+5) → 3[2,1]+5 → 8

李壱:4+2d まくらキャッチ!
LogHorizon : (4+2D6) → 4+7[2,5] → 11

GM:ナイスキャッチ
フェイ:「むむ、やるなー」
李壱:「ナイスキャッチぼく!」っていいながらそのままプリンスの顔面にぶちあてた
李壱:確定ロール
Prince++:「あああああ~~~~~~ッッ!!!!!」
ソルディア:「あ、ハルカゼやー、この手のお遊びで障壁はちょっとアレだと私は思うかな」(ディスペル詠唱する振り
ハルカゼ:「ソルディアさんもそれずるい!!」
フェイ:「…やはり腕より蹴りだなぁ」(ぶつぶつ
ハルカゼ:「…むしろ枕とか窓に障壁はる?」
GM:話が一区切りついたころ(つけろ)、部屋の扉をノックする音が聞こえた
一声返事をすると宿の従業員らしき声がする

従業員:「ベルニアさんという方がお見えになってますよ、夕飯の誘いで言えばわかると」
李壱:「え、ああもうこんなじかんか」
従業員:「それと宿や宿の備品を壊さないようお願いします」
ソルディア:「はい」
フェイ:「きをつけます…」
Prince++:「もごもご」(枕の山の中から)
ハルカゼ:(私しらないもーん)
李壱:「いやあいい汗かいた」やりきった顔
GM:修学旅行生かあんたらは

シーン5「言わぬが花」

GM:部屋をでてロビーへ向かうと、私服に着替えた<大地人>の三人が君たちを待っていた
言うまでもなくベルニア、トトリコ、ルーフェスの三人だ。

ベルニア:「おまたせおまたせ、いやー見事に出る嫌味の数々、あの語彙力だけは見事よねあの禿」
ルーフェス:「怒っている以上に自分の身を案じて焦っているようでありましたなーははは、愉快愉快。まさにざまぁバケーションでありました」
トトリコ:「じ、自業自得かと」
李壱:「ああ、報告してからくるって言ってたもんね おつかれ~」ひらひら
Prince++:「…お疲れ様、だったな」
フェイ:「おつかれさまーたいへんだねぇー嫌な上司もとい貴族がいるってーのは」
ベルニア:「案の定お給金だいぶカットされちゃったけど・・・どうせ明日から極貧生活なんだし今日は飲むわよ!!私たちのおごりで!」
フェイ:「飲むと聞いて!」
李壱:「おごり!」
ルーフェス:「宵越しの銭は持たない主義というやつでありますな!!」
ソルディア:「ま、あんまり身持ち崩しすぎない程度にね」
Prince++:「はは…うん、折角だからお言葉に甘えようか」
トトリコ:「わ、私先にいってお店の席おさえてもらってくるね」(駆け出す
ハルカゼ:あまり喋らないようにしようとしているようだ
ルーフェス:「む、リコひとりでは夜道はいささか心配でありますな、自分もいくであります!!」(追って駆け出す
フェイ:「おー、よろしくーきをつけてねー」
ベルニア:「あーまぁ席取りは二人にまかせて私たちはのんびり行きましょうか、そこまで遠くもないんだけどね」
Prince++:「…それじゃあ案内をお願いしても?」
李壱:「ハルカゼちゃんいつまで拗ねてるのー」(小声
ハルカゼ:「すねてません」
李壱:「まったくもー 言いたいことあるならちゃんと言ったほうが楽なのに」
ハルカゼ:「…むぅ!」李壱くんをうしろからぽかぽか
李壱:「いたいいたい まあ後悔しないようにね」頭ぐりぐりしながらのらりくらりベルニアさんについてく
Prince++:「それを君が言うかねぇ…」(ひとりごと
ソルディア:「酷い棚上げを見た気がする」(ぼやき
ハルカゼ:「後悔したくないからこうしてるんですよ…」(小声
李壱:「え、なに?なんかいった?」みんなに
ベルニア:「あら、喧嘩?<冒険者>でも男女の喧嘩は変わらないのかしら」
ソルディア:「冒険者も大地人もその辺は人間って事さね」
ハルカゼ:「李壱さんは私みたいなお子様には興味ないですもんねー^^」
李壱:「な、なんだよう」
フェイ:「へー、りいちはどんな人が好みなの?」
李壱:「ねえちょっとなんでそういう話になるの?喧嘩の話だよね??」
ベルニア:「あきらめなさい、この流れになったら男が何いっても裏目にしかならないわよ」
フェイ:「喧嘩の話よりそっちのほうが面白いし?」
李壱:「ええ・・・」
李壱:「ええーー・・・と、ぼくが好きになった子が好みのタイプ!はいおわり!!」スッタカター
フェイ:「あー逃げたー」
ソルディア:「ちょっと李壱待ちなって、場所分かってんのー!?」
李壱:「・・・あ、そうだ場所しらないや」もどってくる
GM:賑やかなまま町を移動していると、ふと人取りのない道に差し掛かった。
今までの楽しげな表情を曇らせるとベルニアは君たちに振り返った

ベルニア:「本当に今日はありがとう、いろいろ助けてくれようとしたし、知恵も絞ってくれたし…」
ベルニア:「最後に情けまでかけてくれて、ね」
ハルカゼ:「……やっぱり気付いてたんですか」
ソルディア:「ま、そういう事だろうとは思っちゃいたけどさ」
ベルニア:「それは<冒険者>風にいうなら『言わぬが花』ってやつよ、まぁ私も最初は盗まれたと思ってたんだけどけどね…」
ベルニア:「間抜けで優しいどこかの『犯人』が盗みそこなった不正の証拠があとで見つかる…きっとそれでいいのよ、いいってことにさせてちょうだい」
ハルカゼ:「……この件に関して、私はマスターの判断に従います。」
フェイ:「だってさマスター」
Prince++:(…マスター、ね…)
ソルディア:(何やら思案している様子)
李壱:「君の思うままに言ってみれば マスターとかそういうの抜きで 難しく考えすぎないでさ」
Prince++:「…嗚呼… 納得しているなら、それで良いさ… ただ、ひとつだけ」
Prince++:「聞かせてもらっても良いかな、ベルニア、君にとってあの2人はどういう存在だろうか…?」
ベルニア:「友達…いえ、家族…かしらね、いろいろあるのよ私にも」
ベルニア:「あぁールーフェスは犬、しつけても覚えない馬鹿犬」
フェイ:(なんかしっくりくるなぁ)
Prince++:「はは… …その家族が、自分を助けようとしてくれた事が、もしもこれから、納得いかなかったとしても…」
Prince++:「大切にしてくれ… という事、だけかな…後悔しないように、さ」
ベルニア:「ん、そうね…ありがと、肝に銘じておくわ」
ベルニア:「さて『ちょっとうっかり』道間違えてたみたい、一本向こうだから急ぎましょ、あまり待たせるとルーフェスが大声出しながら探し回りかねないわ」
李壱:「ルーフェスくんは声が大きいから 目立っちゃうねえ」
Prince++:「嗚呼、通りすがりの<冒険者>が、それとなく思って、事は、こんな所だよ! 勿論、通りすがりの王子でも構わないとも!!」(空元気感)
ソルディア:「さ、湿っぽい話はこれでお開きにして店に急ごうじゃないか、あっちが騒いでたら大変だ」
フェイ:「そうそうさっさと行って飲もう飲もう」
ハルカゼ:「…ふぅ……、プリンスさんありがとうございました。すみません、押し付けるような感じになってしまって…」
Prince++:「いいや…、少しは見せ場をくれて感謝してるよ!? …ほとんど、本音だったしね」
ベルニア:「通りすぎさってもいいのよ?」
Prince++:「通り過ぎ去る王子!!良い響きだがどこか切ない!!!」(大げさな身振り)
ハルカゼ:「はいはい。じゃあ行きましょう」(王子の背中押しつつ
李壱:「いこういこう」二人を押してく
フェイ:「GOGO」
ソルディア:「その滑った演技染みた何かが無ければ良い男だと思うんだけどね全く」(小声
Prince++:「…頼んだよ… …それが出来なかった人間だっているんだ…」(ぼそりと)
GM:道を一本外れると、ピザ(のよーなもの)が描かれた看板の下でルーフェスが両手を振って君たちを待ちわびていた
複雑なものを抱えながらも、ひとまず君たちは夕食に舌鼓を打つのであった
あまりしゃべらないトトリコには思うところがあるかもしれないが、あっというまに出来上がったルーフェスの相手をしているうちに夜はふけ
解散後も賑やかなまま宿にもどり一夜をすごすのであった

シーン6 「もはや縁なきことが珍しく」

GM:翌日早朝、君たちは順に起きだし宿に備え付けられた食堂で落ち合う予定だ、最初に起きてきたのは誰だろうか
GM:1D100で数字が小さい順におきてくるぞ
Prince++:1d100
LogHorizon : (1D100) → 89

ソルディア:1d100
LogHorizon : (1D100) → 75

李壱:1d100
LogHorizon : (1D100) → 35

ハルカゼ:1d100
LogHorizon : (1D100) → 40

フェイ:1d100
LogHorizon : (1D100) → 61

李壱:「んあー あれ ぼく一番乗り」
ハルカゼ:「寝不足です」(低音)
李壱:「うっわびっくりしたハルカゼちゃんか」
ハルカゼ:「全然寝れませんでした…」
李壱:「昨日のこと考えてた?」
ハルカゼ:「はい。なかなかすっぱりとはいきませんね」
GM:二人でとぼとぼと食堂向かうと、中にはまばらにしか人がいないようだ、宿にはほかの冒険者も泊まっているはずだが早々に出かけるかまだ寝てるかのどちらからしい
李壱:「そりゃそうだよ 全部物事が綺麗にスパっとまとまったら面倒事は起きないからね」歩きながら
フェイ:「ふわぁ~、おはよ~…あれ?二人だけ?ソルディアはいつものこととして…王子は飲ませすぎたかな…」
李壱:「っとおはよ~」
ハルカゼ:「おはようございます。李壱さんはその辺切り替えうまそうですよね」
李壱:「ぼくはねえ 面倒なことが嫌いだからそもそも突っ込もうとしないんだあ」
GM:とりあえず5人で座れそうな空席を探していると、カウンターで紙束かたてに小さく唸り声をあげている冒険者で目が止まった
ソルディア:「おはよーさーん、今日はいつも以上に寝て起きた気がするよ」
スアーマ:「あれがこうであそこが…いやでもあそこははずれだったし・・・」
フェイ:「あれ?なんか見覚えのある苦労人が…」
ハルカゼ:(なんでこんなところに?)
スアーマ:「ん?あぁいつもの、ほんとに縁があるなぁ」
李壱:「ど~も~」ひらひら
フェイ:「やっほー奇遇だねーどうしたの?なんか唸っちゃって」
ソルディア:「いや全くだね、ここまでくると縁ってレベルでもなさそうだけど」
スアーマ:「そっちも新しいダンジョン探しのくちかな?」
ハルカゼ:「あ、やっぱりそっちの案件ですよね」
スアーマ:「(そっち?)うん、まぁ平時は暇だからね、といってもギルメンは興味が薄いのか一人だけど・・・心が休まる」
李壱:「いつもおつかれさまでーす」
Prince++:「…頭痛がヘッド…」(とぼとぼ)
フェイ:「おはよー王子、だいじょうぶ?」
ソルディア:(酔い止めとかそこらへんの薬ってこの世界にレシピでも実物でもあるんかねぇ)
Prince++:「主犯がよくもまあ! おはよう!!!頭痛王子と呼んでくれて…も…やめておこう…これ以上は…いけない…」
Prince++:「…おや…見知った顔が」
李壱:「おはようお寝坊さんのプリンスくん!」声量↑
Prince++:「いやがらせかあ!」(ぐぁんぐぁん)
ハルカゼ:「久しく聞かないレベルの声量が出ましたね」
フェイ:「こんなときだけ大きな声がでるねぇ」
李壱:「ちょっと遊びたくなって」( ・3・)
ソルディア:(無言で李一君の後頭部を引っぱたく)
李壱:「ソルディアちゃんいたいー ごめーんねー」
フェイ:「二日酔いには向かい酒というありがたいお言葉があるよ?」
Prince++:(この世の終わりの様な顔)

ハルカゼ:(じとー フェイちゃんを見ている
フェイ:「あ、はい、ごめんなさい」
ハルカゼ:「はい」
フェイ:しゅん
Prince++:(救われたって顔)
フェイ:尻尾しょぼん
ソルディア:「…フェイもフェイで冷水ぶっかけないとならんかもしれないねこりゃ」
ソルディア:「後李壱は二日酔いに追い打ちを掛けなさんなってこと」
李壱:「はあい」耳しょぼん
ハルカゼ:「李壱さん、面倒事には首突っ込まないけど仲間をいじる時は活き活きと突っ込んできますよね」
ハルカゼ:「主に私とか、私とか!」
李壱:「ん?ぼく面倒事嫌いだけど人で遊ぶのは嫌いじゃないの」
ハルカゼ:「遊ぶって言いましたね?」
李壱:「ンンッ言ってない言ってない」
ハルカゼ:「今度から李壱さんの障壁へらそっかな…」
李壱:「それだけは~~」
李壱:「神殿送りは当分やだ~~」
フェイ:「本気で死活問題だねぇ~」
ソルディア:「ハルカゼにはあらゆる意味で頭が上がらないあたり実に私たちらしいというかなんというか」
ハルカゼ:「ヒールならあげますよー」
李壱:(´・ω・`)
スアーマ:「相変わらず愉快だなぁ君ら」
スアーマ:「んーここで会ったのも何かの縁だし情報交換でもしない?」
ハルカゼ:「情報交換?」
スアーマ:「新ダンジョン探してるんでしょ?結構この街あちこちにヒント散らばってるみたいだし」
ハルカゼ:「あー…、別件でフェイさんが見つけた情報が多分」
フェイ:「ああ、昨日見つけた本に何か書いてあったねぇ」
スアーマ:「それそれ、そういうやつ、一人じゃはかどらなくてさ」
ソルディア:「まぁお互いに悪い話ではなさそうだけども」
フェイ:「別件でごたごたしててそっちの情報集めてないしねー情報交換は嬉しいね」
Prince++:「…たしかに、効率的だな…ああ、水が美味しい」
スアーマ:「とりあえず本館からわかるやつだと『分館のどこかに入り口がある』『入り口を示す詩歌は本に散らばる』ってところまではいいよね?」
ハルカゼ:(ぜんぜんよくないんだけどどうしよう)
フェイ:(初耳だなぁ)
李壱:「ええそんなの初耳~」
Prince++:(手元でメモを取る)
スアーマ:「もしかして本館行ってない・・・?え、なに縛りプレイ?」
ハルカゼ:「私だって行きたかったですよ!!」
スアーマ:「うお、いつにない迫力・・・どったの?」
李壱:「ちょっと厄介事に巻き込まれて本館いけてないんだよね」
フェイ:「まぁ、ちょいと色々あってね…分館から行くことになってねぇ…あはは」
Prince++:「今日、今日の予定だから、今日」
ソルディア:「…なんかゴメン」(大分バツが悪いらしい
ハルカゼ:「楽しみにしてたのに…おあずけ食らった上に…むむむ……」
スアーマ:「あ、ネタバレ地雷?」
ハルカゼ:「ネタバレは極刑ですよね」
李壱:「ネタバレ許さない派かあ」
ハルカゼ:「私が楽しみに読んでた推理小説、友達が犯人にマークつけてたんですよ!!!」
Prince++:「惨すぎる」
フェイ:「うわぁ…それは極刑だわぁ…」
李壱:(ウォ○リーに丸つけて怒られたことを思い出してる)
ソルディア:「推理小説にそれやるのは流石に不味い奴だねぇ」

スアーマ:「えーっとじゃあ何も言わないほうがいいのかな…それとも聞く人だけ聞いとく?」
Prince++:「まあ、彼にも悪意はなかったようだし、ね… 一昨日は人間関係の本を借りたり、大変なんだよ、きっと」
スアーマ:「うん、たいていあきらめろって書いてあってうっかり破りそうになった」
ハルカゼ:「啓発本なんてだいたいそんなものですよね…」

ハルカゼ:「……それは置いといて、です」
ハルカゼ:「新ダンジョンの話なら聞かせてもらいたいです」
スアーマ:「ともかく、詩歌は本当に単語ごととか読み方とかあちこちの分館に分かれてたんだけど…」
スアーマ:「『夜が訪れる刹那前に輝くところ扉あり』ってところまでは集めた、もう一節あるみたいなんだけどそれは『血』とか『砕く』なんて単語しか見つかってないんだよね」
スアーマ:「ほかの<冒険者>とも情報交換したから結構そろってきてるはずなんだけどねー」
ハルカゼ:「そんな詩ありました?」
李壱:「んーどうだったかな・・・」
ソルディア:「私はちょいと記憶にないねぇ」
スアーマ:「借りた本しってるってことはあのうるさい衛兵さんのいるところにはいったんだよね?あそこでのヒント見つけられてないんだよね誰も」
Prince++:「『爆発で空を飛ぶドワーフの人生論』というタイトルはやけに記憶に残っている…」
スアーマ:「なにそれ興味そそる」
フェイ:「私の読んだ本は昔は都市が地下に広がってて入り口を少なくして防衛力を高めてたってやつくらいかなぁ」
スアーマ:「昨日本返すついでに続き探そうと思っていったら閉まってたんだよね・・・中からなんかすごい音は聞こえたから人はいたと思うんだけど」
李壱:(フェイちゃんを見る
フェイ:「…ナンノオトダロウネー」
ハルカゼ:「うーん、夜が訪れる刹那って夕暮れのことでしょうか」
ハルカゼ:「あの分館、西日が窓から入るんですよね」
ハルカゼ:「関係あるのかな…?」
ソルディア:「夕暮れ、日没、或いは太陽が沈んで月が出るまで瞬間の時間…?」
フェイ:「そういや西向きの窓だったねぇ」
Prince++:「ふうむ…たしかに、例の本棚の位置といい、不自然ではあるが」
GM:頭を悩ませていると、スアーマが突然虚空にむかって何かつぶやき始めた…念話のようだ
スアーマ:「・・・・はい、・・・・えぇ・・・・・はぁ・・・はいはい」
スアーマ:「あのさ、一つ頼まれてくれない?」
フェイ:「ん?どうしたの?」
スアーマ:「わがままな先輩からの招集命令・・・悪いんだけど本返してきてもらえないかな」
ソルディア:「あらま、スアーマも大概振り回されっぱなしだねぇ」
スアーマ:「なんかギルドがPK集団?だかの捜索に協力するんだってさ、今時しょっぱいことやってるやつらもいるもんだなぁ」
ハルカゼ:「それ、黒剣騎士団が捜索してた案件ですよね?そんなに大事になってるんですか?」
スアーマ:「そうなの?声のかぎりじゃちょっとしたクエストくらいのノリだったみたいだけど、黒剣に恩でも売りたいのかな・・・」
Prince++:「…円卓が一般クエストを配布し始めたという事か…?」
スアーマ:「うちのギルマス(代理)名前うるのにやけに熱を上げてるから、目標円卓のかけた一席とかいいだしてるし」
李壱:「まあこれ以上おおごとにならないといいけどね とにかく本ならこっちで預かるよー」
スアーマ:「ありがとう、新ダンジョンみつけたら教えてね」
Prince++:「嗚呼、任されよう、たしか本館に向かう途中だった筈だしね」
フェイ:「おっけー見つけたら教えるよー」
スアーマ:「それじゃ、急がないと暴走したメンバーのせいでなに始めるかわからないから急ぐよ」
GM:食堂に代金を支払うと、そのまま彼は帰還呪文の光にのまれて消えていった
李壱:「ああ 門を通らない人目の前にいた」
ハルカゼ:(なるほど、こうやって門番さんが怒られると)
フェイ:「門番さんかわいそうに…」
ソルディア:「門番泣かせって事だねぇ」
Prince++:「…まあ、感覚が抜けないというのはこういう事だろうな… 後で伝えにいくか…」
GM:本館よりまえに分館に立ち寄る必要ができたようだ

シーン7「因果応報」

GM:昨日の分館に向かい、扉に手をかけると中からなにかが強くぶつかるような音とともに怒気を含んだ声が聞こえる
:「ふざけるな!!貴様らの管理のずさんさを棚にあげて『被害がないからよかった』だと?」
GM:二度、三度とぶつかるような音は響いている、同時にかすかだが人が呻くような声も漏れ聞こえてくる
李壱:「ねえこれやばくない?」
フェイ:「止めにいったほうがよさそうだね」
Prince++:「…どのみち、本を返さないとな」
ソルディア:「つくづく厄介事だらけだね、急ごうか」(扉を力いっぱいに開ける)
GM:扉を開けるとまず目に飛び込んでくるのは、散乱した本に倒れた椅子、おそらくその椅子で叩かれたのか気絶したベルニアが本棚にもたれかかるように気絶している
Prince++:「どうも、通りがかりの図書館利用者だ」
李壱:「ちょ、っと」
フェイ:「なにしてんのさ!」
GM:中央の階段を上がったところでは昨日見かけた貴族風の男がトトリコを本棚に押し付けて首を絞めている姿がある、
本棚の一部は砕け破片が刺さったのかトトリコの足元には少量の赤い染みを確認することもできるだろう

貴族風の男:「なんだ貴様らは!今日は閉館だ!!出ていけ!!!」
ハルカゼ:「なんてことを…!!」
ソルディア:「…はいそうですか、って回れ右出来るほど、私は人が出来てないんだよねぇ」
ルーフェス:「ぼ…冒険者殿…リコを助けてほしいで…あります」
フェイ:「ふざけないでよね!その手を離しなよ!」といいながら貴族風の男に掴みかかる
GM:ルーフェスもカウンターあたりで伸びている、つかみかかられると男は振りほどこうと力をこめたが所詮<大地人>の力だ、びくともしない
貴族風の男:「ええい放せ放せ!!私をだれたと思っている!!!」
フェイ:「知るか!!!ハルカゼ怪我してる人をお願い」
Prince++:「…ヒールを頼むよ リコから、次はベル、ルーフェスはまだ大丈夫だろう」
ハルカゼ:「はい!」
GM:トトリコに駆け寄ろうとすると、引きはがされるさなか男が往生際悪くトトリコの頭を蹴りつけた、小柄な体はより深く沈むように本棚にうまっていく、
トトリコ:「う、うう…ぼ、ぼう…けんしゃ…さん?」
フェイ:「…こいつ!」腕をひねり上げてリコから男を遠ざける
李壱:引き剥がしたリコちゃんとハルカゼちゃん庇うように間に入る
貴族風の男:「いだだだだだっくそっ放せ!冒険者風情が!!くそぉぉぉおおおお!!」
ハルカゼ:「意識はある…大丈夫です、すぐ治しますから!」
GM:回復魔法の光が強さをまし、徐々に傷口がふさがっていくのを確認していると、別方向から強烈な光が生まれるのをその場にいる全員が気づくだろう
GM:光は中央の本棚のさらに奥から漏れている、どうやら割れた本棚の隙間から背後の壁が一部のぞいているようだ
ソルディア:「…今度は何だってんだい?」
李壱:「なん、だろう」

頭に直接響く声:『鍵の解除を確認、解放者をこれより〈英知の間〉へと案内します』

Prince++:「…な…っ!」
GM:頭に直接響く声に呼応し視界にはウィンドウが開き同じ内容の文章が表示される
フェイ:「え?なんなのさ?」男をうつぶせに倒して膝で抑えながら
GM:その直後、ハルカゼの腕の中のトトリコと拘束されていた男が壁からあふれる光に捕まるように包まれると、一瞬のうちに姿を消した
ハルカゼ:「えっ…」
李壱:「血 砕く まさかあの単語・・・!」
フェイ:「なっ?」

頭に直接響く声:『知識の殿堂は開かれた、汝らに英知の祝福があらんことを』

GM:その声を最後に音はやみ、目の前にはダンジョンの入り口を指し示すウィンドウが表示されている
フェイ:「え?は?なにがどうなってるの?」

GM:『知識の殿堂』 推奨攻略レベル93 最大突入人数6 
それはゲーム時代にはよくみたウィンドウであった

ソルディア:「あの貴族がリコを本棚に叩きつけたか何かしたことで[砕く]と[血]の条件が満たされてしまったって訳かい」
ハルカゼ:「それにしたってどうしてあの二人がダンジョンに消えたのかが…」
李壱:「あの二人が 鍵、だった・・・?」
Prince++:「…あるいは、本来は<冒険者>によって満たされる条件が<大地人>によって満たされてしまった…?」
ハルカゼ:「……まるで生贄みたい」

ベルニア:「ん…んん…あれ…私」(よろよろと起き上がる
フェイ:「っと、大丈夫ベルニアさん?」
ハルカゼ:「あ、ベルニアさん。大丈夫ですか?今ヒールを」
ベルニア:「ありがとう、あなたたち来てたのね…そうだ!リコとルーフェスは!?」
Prince++:「…ルーフェスも、立てるか?」(手を貸しながら
ハルカゼ:「ルーフェスさんはそこで伸びてます。リコさんは…」
ルーフェス:「叩きつけられたときに腰をやってしまったみたいで立てないであります」(うつ伏せで尻だけ高くなってるポーズ
ハルカゼ:「あ、はい。ベルニアさん終わったんで今かけます」
ベルニア:「あぁうん、あんたを心配したのは私のミスだわ、それでリコは?」
李壱:「リコちゃんね ・・消えちゃった」
ベルニア:「は?消えた・・・って?」
Prince++:「…恐らく、街の地下にあるというダンジョンに取り込まれた…という見解が一番近いだろう… 君なら最近<冒険者>から聞かれる事もあったのではないか?」
ベルニア:「えぇ、新ダンジョンなんて言われてもピンとこなかったけど…」
ハルカゼ:「……推奨レベル93、完全にノウアスフィアの開墾…でしたっけ、それのものですよね」
Prince++:「…趣味の悪いトリガーだ」
ソルディア:「全く洒落にならない事態だけど…突入人数は6、足踏みしてても仕方ないとは思う」
李壱:「(もしかしたらさっきの一連の流れが 本来のダンジョンの開放イベントだったのかも、なんてね 言わないでおこ」
GM:ダンジョンの入り口をまじましと見つめていると、プリンスの耳に電話のような音がなる、念話を示すウィンドウが視界に表示されると相手の覧には「スアーマ」とある
スアーマ(念話):『やぁ、ちょっとフレンドから大ヒント聞いたから教えにきたよ、感謝してくれていいから』
Prince++:『どうした…ちょっと取り込み中で…』
スアーマ(念話):『もう一つの詩歌、つなげると「知識の揺り籠砕かれし先の扉に根付きし者の血を捧げよ」みたいだよ』
スアーマ(念話):『ちなみにキーアイテムっぽいそこに昔から住んでた大地人の巫女の血がしみ込んだ札が南西のほうの分館で手に入るってさ、あとは扉さえ見つかればもうゴールは近いね!頑張って』(切れる
Prince++:「…30分遅い…」
ベルニア:「ちょっと消えたってどういうことよ、リコは?リコはどこ行ったの!?」
李壱:「まって、落ち着いて ぼくらにも分からないんだよ」
ベルニア:「これが落ち着けるわけないでしょうがあああああ!!」(マフラーで首を絞める
李壱:「ぐえええええええええやめてええええ」
フェイ:「ちょ、気持ちは分かるけどおちついてー」
ソルディア:「憶測でしかないけど、ダンジョンの中心或いは最深部…だと私は考えてる」
ソルディア:(こればっかりは探してみないと分からないけどね、と意訳は付ける)
Prince++:「…リコは…<大地人>の巫女の血族なのか?」
ハルカゼ:「解放者を英知の間へと案内…恐らくダンジョンの最奥部でしょうね」
ベルニア:「え?別にリコは巫女でもナースでもメイドでもないけど・・・」(ひとまず手を放す
李壱:「ゲホッ まさかゼンくん以外に絞められる日がくるとは・・」首さすさす
ベルニア:「あぁでもあの子この街の出身よ、昔から本館の司書をやってる一族みたい、いまは修業期間でこんな分館に勤めてるけど」
ハルカゼ:「まさに根付きし者の血ですね」
Prince++:「…ふむ…と、すると…巫女という設定に意味はなく…この地に根付いた<大地人>であれば…と… …ガバガバなフレーバーつけてくれて…!」
ベルニア:「ダンジョンって…<冒険者>たちが探してるっていう?そこにリコはいるのね、どうやって行けばいいのか教えてくれるかしら」
ハルカゼ:「待ってください。あなたがダンジョンに入ったところでモンスターにやられて終わりです」
ハルカゼ:「このダンジョン、高レベルの冒険者でも危険なレベルです」
フェイ:「推奨レベル93だもんねぇ…」
ベルニア:「だから見捨てろなんて言わないわよね?」
ベルニア:「違うわね、ごめんなさい いうべきことはこうじゃないわ・・・お願い、私が渡せるものなら何でも渡すから・・・リコを助けて」
ソルディア:「危険へ挑むのもまた冒険者の矜持、そうは思わないかい?」
ハルカゼ:「……そういえば私達は元々このダンジョンを攻略するためにこの街に来たんでしたっけ、プリンスさん」
Prince++:「嗚呼… ハルカゼ、連日すまないが、本館巡りは後日にするよ」
ハルカゼ:「いえ、図書館は何処にも行きませんから」
Prince++:「全員、突入準備を… 此れは…ギルドマスターとしての指令だ」
ハルカゼ:「了解です、マスター」
フェイ:「りょーかいマスター。まったく…見捨てるなんてそんなことするはずないじゃない、一晩飲み明かした友達の家族が危険な目にあってるんだよ?頼まれなくたってこっちからいくさ」
ソルディア:「任された、邪魔する奴は焼き尽くす、それが私の仕事だからね」
李壱:「・・・・・しょうがないなあ まあ、友達だからね」
Prince++:「ベルニア、クエストは受諾した …報酬は…そうだな、また一杯奢って貰うとしようか、"また8人で"飯に行こう」

GM:セッション「名(?)探偵LittleJUMPER」 これにて閉幕
Nextセッション「新たなダンジョン」へ続く

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